壊れたパソコンを処分したい…データ消去はどうすればよい?

公開日:2022/08/15   最終更新日:2022/07/15


「パソコンが壊れたけど、どうやって処分すればよいのか分からない」「データを消したいけど、具体的なやり方が分からない」このページを見ているあなたには、今こんな悩みがあるでしょう。この記事を最後まで読めば、データ消去と処分方法がちゃん分かるようになります。まずはデータ消去の必要性から簡単に解説します。

壊れたパソコンでもデータ消去は必要

たとえパソコンの電源が入らなくなっていたとしても、データが残ったまま処分するのは絶対に避けましょう。なぜなら、パソコン自体を使うことができなくても、あなたの大切なデータはそのまま生きているからです。もしデータだけを取り出したいと思えば、専門知識のある人にとっては簡単に抜き取ることができます。

そうなれば、あなたの個人情報を含む重要なデータが第三者の目にさらされることになるうえ、悪質な業者によって違法に利用される可能性も否定できないでしょう。そういった事態を未然に防ぐためにも、たとえ壊れたパソコンであっても、中身のデータは完全に消去した状態で処分するようにしましょう。

壊れたパソコンのデータを自分で消去する方法

では、壊れたパソコンのデータはどうやって消去すればよいのでしょうか?方法はいくつかありますが、この章では自分自身でデータを消去する方法を2つご紹介します。

■データ消去ソフトを使う

壊れてはいるけどまだパソコンが起動する場合には、データ消去ソフトを使ってデータの完全削除を行いましょう。データ消去ソフトは無料のものから有料のものまでかなりの種類が存在しています。無料のソフトでは、消去したいファイルやフォルダーを個別に選択して消去していくものや、指定したハードディスクなどの媒体に含まれるデータすべてを一括消去してくれるソフトもあります。

また、有料ソフトであれば指定した条件に当てはまるデータがすべて削除されるタイプや、より高いセキュリティレベルで消去してくれるソフトなど値段によってクオリティが変わるのです。近年は無料であっても多機能や高精度のソフトも多く出回っているので、自分の目的や予算に合わせて適切なものを選ぶとよいでしょう。

cipherコマンドを使う

次にご紹介するのは、自分でパソコン操作を行ってデータ消去する方法です。cipherコマンドとは、Windowsに標準搭載されている機能で、データを完全消去するコマンドです。cipherコマンドを使用するには、まずタスクバーの検索ボックスに“command”と入力します。続いて、コマンドプロントが表示されたら“管理者として実行”をクリックし、コマンドプロントが立ち上がったら“cipher/w:C:”と入力するとCドライブが消去されます。

自分でデータ消去ができなかったら業者に物理破壊を依頼する

もしパソコンの電源が入らない状態や上記の方法でデータ消去が行えなかった場合は、業者に物理破壊を依頼しましょう。物理破壊とは文字通りパソコンごと粉々に叩き壊してしまう方法です。データが格納されているHDDやSSDを破壊することで、中のデータを復元不可能にしてしまうのです。

この方法は個人でも行うことができますが、破壊する際に細かなプラスチックや金属片が飛び散る可能性があったり、ゴミの処分が必要だったり、場合によっては完全に破壊されていない可能性もあります。万全を期すためにはやはり専門業者への依頼がもっとも確実でしょう。

パソコンの無料回収や下取りをしてもらうことも可能

最後にご紹介する方法としては無料回収や下取りに出すやり方です。無料回収は業者が自宅や会社まで直接取りに来てくれるケースもあり、わざわざ店舗まで運ぶ手間も省けます。データ消去に関しても近年は業者側が無料で行ってくれるところが増えてきています。また、壊れた状態であってもまったく起動しない状態でなければ下取りをしてくれるところも多いです。下取りであればほとんどの場合は業者側でデータ消去をしてくれます。

不要なパソコンの処分でデータ抹消ソフトなどの余計な費用がかからず、さらに売却代金も手に入ると下取りにはうれしい点が多いです。しかし、業者によっては故障度合いで下取りをしてくれない場合や、そもそも型番が古すぎて下取り対象外になっているケースもよくあるので、事前に問い合わせてみるのがよいでしょう。

 

今回の記事では、壊れたパソコンをデータ消去してうえで処分するのはどうしたらよいのかについて解説しました。まず前提としてパソコンを処分する際は必ず中身のデータを消去してから処分するようにしましょう。悪意のある第三者にデータを抜き取られ、悪用される可能性があるからです。そして、データを消去するにあたっては、自分自身でやる方法と業者などに依頼する方法があります。自分自身で行う際は目的に合ったデータ消去ソフトを選ぶか、自らパソコンを操作して全消去を行いましょう。

業者などに依頼する場合は、専門業者に物理的に破壊してもらう、無料回収や下取りに出すなど複数の選択肢があります。どれを選んでもしっかりとデータが消去されたうえで処分されれば間違いではありません。しかし、業者によってはデータ転売を行うなど悪質な業者が存在しています。業者選びに関してはネットでの評判や口コミなどで間違いのない選択をすることを心掛けてください。

おすすめ関連記事

SEARCH

READ MORE

企業にとってパソコンは大事な仕事道具です。重要事項の取り扱いや取引先との連絡から経理など、すべてパソコンを利用します。それだけに、買い替えの際古いパソコンの処分は慎重に行わなければいけません

続きを読む

「パソコンが壊れたけど、どうやって処分すればよいのか分からない」「データを消したいけど、具体的なやり方が分からない」このページを見ているあなたには、今こんな悩みがあるでしょう。この記事を最後

続きを読む

あなたは今、不要になったパソコンの処分方法で困ってはいないですか?パソコンを処分するやり方はいくつもありますが、どれが自分に合った方法なのか分かりづらいですよね。今回は、そんなあなたに向けて

続きを読む

「パソコンの無料回収サービスってなんだか怪しい…」と考える人もいるのではないでしょうか。パソコンを手放したいけれど、万が一個人情報が流出したら怖いですよね。今回はパソコンの無料回収サービスの

続きを読む

「パソコンを廃棄したいけど、データ消去方法がわからない」とお悩みではありませんか?近年では情報漏洩が問題になっており、あいまいなままデータ消去をすると、社員の個人情報や取引先のデータが盗まれ

続きを読む

「パソコンを処分したいけど、トラブルが起きないか心配…」とお悩みではありませんか?パソコンは個人情報が詰まったものだからこそ、処分するときは不安になりますよね。そこで今回は、パソコンなどの電

続きを読む

「データ消去と初期化ってなにが違うの?」と疑問をお持ちの方は多いかもしれません。いっけん同じものに見えるデータ消去と初期化ですが、実はまったくの別物です。違いがわかっていないと、情報が漏れて

続きを読む

パソコンの廃棄に当たってデータ消去は実施していますか?もし、何の処理もせずにパソコンの廃棄をしているのであれば、あなたや会社は知らない内に非常に大きなリスクに晒されています。本記事では、デー

続きを読む

パソコン周辺の機器は中古市場も活況しています。実店舗やオンラインショップでも気軽に状態のよい中古電子機器が手に入りますが、「穴あきSSD」が販売されてしまった事件はご存じでしょうか。この記事

続きを読む

法人用PCのデータ消去の課題とは、企業情報の漏洩リスクです。とくに法人用となると企業責任は重大で、消去を誤れば補償問題や信用喪失など、多大な被害を受ける恐れがあります。そこでおすすめなのが、

続きを読む