処分前にデータ消去を行う必要がある機器にはどのようなものがある?

公開日:2022/03/15  


処分するとき、前もってデータ消去する必要のある機器があります。HDDSSDなどの機器には住所や、顧客情報、企業の機密情報などさまざまなデータが保管されています。第三者に渡ってしまうと悪用されトラブルに巻き込まれるかもしれません。この記事では、データ消去をしておきたい機器、データ消去の方法などを紹介します。

処分前にデータ消去を行う必要がある機器の主な種類

処分をする前にデータ消去を行う必要のある主な機器は次のとおりです。

・パソコン
・サーバー
・ハードディスク
・SSD
・NAS
・タブレット

・スマートフォン

ただ初期化をしただけでは内部までのデータを消すことはできません。内部には個人情報がたくさん詰まっています。個人情報は名前、住所、電話番号、クレジットカードの登録などです。

とくにクレジットカードは不正利用される被害が実際に出ています。企業だと企業の機密情報、顧客情報、売上情報など企業の運営に欠かせないさまざまな情報が漏洩する危険性があるようです。顧客情報の漏洩は企業の信用性が大きく低下する可能性が高いです。このように流出しては困る情報がたくさんあるので、データ消去は的確に行う必要があります。

また、機器が壊れていてもデータ消去を行います。中にあるHDDを取り出し、他の機器に接続すれば、データを確認できるのです。確実に第三者へ行き渡らないようにするために、処分する前には必ずデータ消去を行いましょう。

代表的なデータ消去の方法

ここでは代表的なデータ消去の方法を紹介します。

初期化をする

誰でも簡単にできる初期化ですが、完全にデータが消去されたとは限りません。HDDSSDまでは初期化していないのです。HDDSSDにデータが残ったまま処分すると、第三者に悪用される危険性があります。また、ゴミ箱にファイルやデータを入れて消す方法もデータは残っているため、注意が必要です。

専用ソフトを使ったデータ消去

データ消去専用のソフトを使い、機器のデータを消去します。完全に削除できるので、もちろん復元もできません。消去ソフトには無料と有料があります。フリーソフトでもデータの消去は可能ですが、インストールや作業に時間がかかり、完全に消えたかの確認はできません。

企業の場合はフリーソフトよりも有料ソフトを使う方がおすすめです。フリーソフトで確実にデータが消えるとは限らず、顧客・企業情報など、重要な情報の漏洩リスクを減らすためにも有料ソフトでデータ消去をしましょう。ただし専用ソフトは、パソコンなどが正常に起動する場合のみ利用できます。

HDDに物理的なダメージを与え破壊する

パソコンが起動しない場合は、ハードディスクにハンマーなどで物理的なダメージを与えて破壊することでデータ削除が可能です。データを保管する記憶部分を壊せばデータを復元されるリスクは低くなります。ハンマーなどで破壊するとき、ハードディスクの破片が飛び散り、怪我をする可能性があります。フェイスシールドや手袋で保護をしてから作業を行いましょう。

磁気を使ったデータ消去

専用の装置で強力な磁気をハードディスクに当ててデータ消去をします。短時間で作業が終わるため、多くのハードディスクのデータ消去をする場合に向いています。専用の装置が必要になるので、磁気を使った消去は業者へ依頼するのが一般的です。

専門業者にデータ消去を依頼する際はココに注意!

より安全的にデータ消去をするなら専門業者への依頼がおすすめです。専門業者は内部の情報も確実に消去します。自分でする場合、データ消去ができたかの確認は難しいです。しかし専門業者であれば、完全にデータを消したデータ消去の証明書を発行し、いつどの方法で作業をしたか確認ができます。データ消去の業者に依頼するときは、以下のポイントに注意が必要です。

データのバックアップを取る

何らかの方法でデータ消去をすると復元ができないのがほとんどです。そのため、消去後にデータを取り戻したいと思っても復元はできません。必ずデータのバックアップを取ってから、データ消去を業者へ依頼するようにしましょう。

資格を保有する業者を選ぶ

修理業者の中にはパソコン整備士の資格を所持している人もいます。パソコン整備士はソフトウェア、ハードウェアの知識が豊富であることを証明する資格です。個人情報の保護に関する知識も身につけているため、安心して任せられます。

大手で実績のある業者

専門業者を調べると、たくさんの業者がヒットします。費用で選ぶ方法もありますが、なるべく大手の業者や実績のある業者を選びましょう。データを抜き取り悪用する危険な業者もいるため、会社情報や口コミは必ず確認をします。

 

パソコンやサーバー、HDDなどには多くの情報が保管されています。情報の漏洩を防ぐためにも処分をする前に、必ずデータ消去を行いましょう。データ消去の方法は主に専用ソフトの使用、HDDの破壊、電磁装置の3つです。それぞれの特徴を把握して適した方法を選択します。業者選びは実績のある業者や大手の業者から選び、安全に依頼できる専門業者を探しましょう。

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