パソコンはいつ頃買い替えるべき?具体的なタイミングを考えよう!

公開日:2022/04/01   最終更新日:2022/05/09

会社のパソコンの調子が悪いと感じていても、「動いているので買い替えるほどではない」と思っていませんか?古いパソコンは業務効率やセキュリティの観点から問題が生じますが、パソコンの買い替え費用は安くはなく、先送りになりがちです。本記事では、適切なタイミングで計画的にパソコンを更新するためのポイントをご説明します。

社内パソコンの買い替えを検討するべきタイミング

会社で使用するパソコンであれば、買い替えを検討するべきタイミングは「パソコンを購入するとき」です。パソコンを買う時点で次回の購入時期の計画を立てておけば、予算の確保も余裕を持ってできます。

とはいえ、「専門の部署もないし、更新の計画も立てていない」という場合もあるでしょう。そういった場合は、下記の点を指標にして買い替えを検討してください。

■4年以上使用しており、明らかな異常を感じる

パソコンの記憶装置であるHDD(ハードディスクドライブ)またはSSD(ソリッドステートドライブ)には寿命があります。使用している環境にもよりますが、一般的にはHDDの寿命が4年、SSDの寿命が5年といわれています。

パソコンの購入から4年以上が経過し、「操作中にフリーズする」「突然シャットダウンする」「変なにおいや異音がする」といった症状が出ている場合、故障が近づいているかもしれません。早目に買い替えることをおすすめします。

■5年以上使用している

現時点ではどこにも異常が発生していないとしても、使用から5年以上が経過したパソコンは故障のリスクが高まっています。5年以上使用しているパソコンがあれば、万が一に備えて買い替えの検討をした方がよいでしょう。

■OS(オペレーティングシステム)のサポート終了時期

パソコンが動作する上での基本的なソフトウェアであるOSには、サポートの期限があります。たとえば、MicrosoftのOSであるWindows 10は、2025年10月14日にサポートが終了する予定です。

OSはメーカーが定期的にアップデートすることでセキュリティを維持しており、サポート切れのパソコンはウイルス感染などの被害を受ける危険性が高くなります。そのため、パソコンの買い替えを検討する上で、OSのサポート終了時期は大きな要素のひとつです。

社内パソコンを買い替える際に注意するべきポイント

会社で業務上使用しているパソコンを買い替える際、注意すべきポイントは主に4点あります。

■パソコンのスペック

買い替えたパソコンが必要な性能を有していなければ話になりません。現在使用しているパソコンのスペックはよく確認しましょう。更新費用を抑えたい場合は、あえてパソコンのスペックを落とすという方法もあります。

■データの移行

パソコンを入れ替えるには、既存のパソコンからデータの移行が必要です。移行するデータが少なければUSBメモリーで作業が可能ですが、データが多い場合は外付けHDDなどを準備しましょう。データ移行をしてくれる業者に依頼する方法もあります。

■ソフトウェアの移行

特別なソフトウェアを使用している場合は、購入するパソコンが動作保証されている範囲のものか事前に確認しましょう。とくに、パソコンの買い替えによってOSが切り替わる場合、ソフトウェアの動作が問題になることが多いです。

■パソコンの処分

パソコンには会社情報が保存されていますので、処分するにはデータの消去が必須です。ここでいうデータの消去とは、ファイルの削除やごみ箱を空にすることではありません。このような作業だけではパソコン内からデータは完全に消えません。

情報漏洩を防ぐデータ消去の代表的な方法としては、「専用ソフトウェアによる上書き消去」「磁気消去」「物理破壊」があります。データ消去について充分な知識や経験がなければ、専門業者に依頼するのが確実でしょう。

パソコンの寿命を延ばすためには?

OSのサポート終了であればどうしようもありませんが、パソコン自体の物理的な寿命については意識することで延長できます。パソコンをよい状態で長く使用するためには、次の3点に注意して管理しましょう。

■長時間使用しない場合は電源を落とす

通電している間はパソコンのさまざまな部品に負荷がかかっています。負荷をかける時間を短くすれば、それだけパソコンの寿命は延びます。ただし、頻繁に電源を落とすのは逆効果です。

記憶装置であるHDDやSSDは、パソコンの起動時と終了時に多くの処理を行います。そのため、電源の入り切りを繰り返すとHDDとSSDの寿命を縮めてしまいます。会社であれば、昼休憩程度の時間であれば電源は落とさず、昼前に外回りに出て夕方まで帰らないときや退社するときに電源を落とすとよいでしょう。

■水分に触れさせない

水分はパソコンの大敵ですので、飲み物などをこぼさないよう注意しましょう。万が一、液体をパソコンにこぼしてしまった場合は、ひとまず電源を落として電源ケーブルを抜きましょう。

その後、布などで押さえるようにして水分を取り除きましょう。キーボードやノートパソコンが濡れた場合は、布の上にさかさまにして置き、水分が乾燥してなくなるまで待ちましょう。

■空気の流れがよい場所に置く

「机を広く使いたい」といった理由でパソコン本体を足元などの狭い場所に置く場合がありますが、パソコンの寿命を延ばしたいのであれば設置場所を変えた方がよいです。特殊なパソコンでない限り、会社で使用するパソコンは「空冷」といわれるファンで空気を循環させて排熱する仕組みです。

狭い場所に置くと空気の循環が悪く、排気した空気を再度取り込んで熱がこもったり、ほこりを吸い込んだりして部品の劣化が早まります。できるだけ新鮮な空気が通りやすい場所に設置しましょう。

 

パソコンの買い替えは大きな費用を伴うものであり、可能な限り先送りにしたいと考えがちです。しかし、ある日突然電源が入らなくなることもあるのがパソコンです。会社の業務に弊害が出ないよう、余裕を持って計画的に買い替えたいものです。

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