スマートフォン/タブレットのデータ消去方法について解説!

公開日:2022/02/01   最終更新日:2022/02/28

スマートフォンが普及し始めてから十数年が経ち、現在では多くの人がスマートフォンやタブレットを持つ時代となりました。利便性が高くなると共に、端末内の個人情報のデータも多くなっています。そういった中、不要になった端末の処分に不安を抱く人も多いのではないでしょうか。この記事ではそんな不安を解消できるポイントを紹介しています。

スマートフォン/タブレットのデータ消去をせずに処分するリスク

スマートフォンやタブレット等の端末ひとつあればショッピングや音楽、動画の視聴、SNSやゲームを楽しむことができます。そしてそういったものを利用するために登録したクレジットカード、IDやパスワード等の各種の情報は端末内にデータとして保存されています。

また利用する端末のアカウント(GoogleアカウントやAppleID)を各種サービスのパスワード等と紐づけしている場合は、違う端末からでも各種サービスが同じように受けられるようになっているためとても便利です。しかし、そういった便利さがある反面、端末の持つ個人情報が漏洩したときの被害は大きなものとなります

スマートフォン/タブレットのデータ消去方法

スマートフォン等のデータ消去の方法は大きく分けて4つあります。おそらく一番馴染みがあるのが、端末の操作のみででき「データの初期化」ではないでしょうか。機種によっては「工場出荷時に戻す」等の表示になります。

端末の不具合が起きた際にこういった方法でリセットをする方もいるかと思います。しかしこの方法だと端末内の個人情報が完全に削除されない可能性があります。

データの消去は目次(見えてる部分)と本文(見えない部分)に例えられることがあります。端末の操作のみでできる初期化をした場合、目次は消去されても本文が残っている場合があります。

また、この方法でのリセットを2、3回連続で行えば完全にデータが消える等、都市伝説的なネット情報もありますが、こういった根拠のない情報は鵜呑みにしないように気をつけましょう。

2つ目の方法はデータ消去ソフトの使用です。この方法はごく一般的なデータ消去のやり方で、大手のリサイクルショップやデータ消去の専門業者も取り入れてます。ストレージ内のデータの消去と上書きを繰り返し、端末内から元々のデータを完全に削除します。

3つ目の方法は物理的に破壊する方法です。端末内部のストレージに穴を空けたり、ストレージを粉砕したりします。素人の見た目にもわかりやすいため、この方法が一番安心という方も多いのではないでしょうか。ただ、自分ですると破片が飛び散ることで怪我をする可能性があるため、専門の業者に依頼することをおすすめします。

そして最後は磁気を照射する方法です。スマートフォンに限らず、たとえばICチップ付きのクレジットカード等の精密機器に強い磁気の発するものを当てると磁気不良が起きて使い物にならなくなることがあります。この方法はスマートフォン等のストレージに強力な磁気を当て、意図的に磁気不良を起こすことでデータを消去します。

この方法は物理的な負担を端末に加えませんが、ストレージの規格に沿った磁気装置を準備する必要がある等、専門的な知識が必要となるため、業者に依頼するのが一般的となっています。

スマートフォン/タブレットのデータ消去を依頼する業者選びのポイント

餅は餅屋ということで、スマートフォン等の処分に少しでも不安を感じるなら、やはり専門の業者に依頼するのをおすすめします。業者選びの際に押さえておきたいポイントは「作業費用」「作業内容の明示」「セキュリティの認証資格」3点になります。

作業費用に関しては作業内容や端末の数によって変動(複数台の場合は割引等)する場合もあるため、複数の業者から見積もりを取ることで費用の相場が見えてきます。

また、業者のホームページに作業工程が分かりやすく載せられていること(画像付き等)、データ消去の磁気装置やスマホシュレッダー等の専用の機器を使用していることが重要です。素人でもできそうな「ハンマーで叩き壊す」のような工程のみの業者は信憑性が薄いので依頼しないようにしましょう。

また、データ消去の現場に立ち会える業者であればより安心して依頼ができます。業者の中には処分するといっておきながら、端末を転売したり、中のデータを抜き取ったりする悪質な業者もいます。

そういったリスクを回避するための業者選びの大きなポイントは、プライバシーマークやISO認証などの資格を取得している業者を選ぶことです。これら3点のポイントを押さえて、安心して依頼できる業者を選びましょう。

 

スマートフォンやタブレットの利用が生活の一部になっている人も多いのではないでしょうか。スマートフォン等を使えば使うだけストックされる個人情報。端末のセキュリティ対策は、不要になって手放す時が最も重要になるのかもしれません。個人情報漏洩がもたらすリスクはあなた個人だけでなく、家族や友人、勤め先の会社にまで及ぶ可能性があります。新しい端末に安心して乗り換えるためにも、データ消去は確実に行いましょう。

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