パソコンなどの電子機器を処分する際に起きがちなトラブル!
「パソコンを処分したいけど、トラブルが起きないか心配…」とお悩みではありませんか?パソコンは個人情報が詰まったものだからこそ、処分するときは不安になりますよね。そこで今回は、パソコンなどの電子機器を処分する際に起きがちなトラブルや、トラブルに巻き込まれないための対策方法についてご紹介します。
電子機器の処分を専門業者に依頼するメリット
パソコンは粗大ごみには出せないため、自治体のサービスや処分の専門業者に依頼するのが一般的です。
これから電子機器を処分しようと考えている人は、処分を専門としている業者に依頼するのがおすすめです。電子機器の処分を専門業者に依頼するメリットを4つご紹介します。
■データ消去と処分をまるごと依頼できるため楽ちん
自分で電子機器を処分する場合は、各自治体の連携サービスで引き取ってもらえます。しかしデータ消去は自分で行わないといけないケースがほとんどです。データ消去は手間もかかり知識が必要なので、面倒に感じる人も多いかもしれません。専門業者に依頼するとデータ消去と処分を丸ごと依頼できるため楽ちんです。
■パソコンの知識がなくても確実にデータを削除できる
データの消去はパソコンの詳しい知識がないと、きちんと削除できたかどうか確認がしづらいでしょう。業者に頼めばプロがしっかりデータ削除してくれるので、確実性があるのが最大のメリットです。「なんとなくパソコンは使えるけれど、パソコンの内部の知識に自信がない」という人もいるかもしれません。少しでも不安を感じる場合は、最初から業者に依頼してしまったほうが安心です。
■データを復元できないレベルまで消去してくれる
自分でデータ消去すると、データは消えたけれど復元をしようと思えば復元できてしまう状態になってしまうことがあります。専門業者に依頼すると、データを復元できないレベルまで消去してくれるため安心です。データが復元できる状態で破棄してしまうと、情報漏洩の危険があるため注意しましょう。
■無料で回収してもらえることも
業者によっては出張回収を無料で行ってくれるところもあります。わざわざ店に足を運んで、重たい電子機器を持ち込む必要もありません。仕事やプライベートで忙しい人は、出張回収を行っている業者を選ぶといいでしょう。
電子機器を処分する際に起きがちなトラブル
電子機器の処分では、残念ながらトラブルが起きてしまうことがあります。電子機器の処分で起きがちなトラブルの実例を3つまとめました。
■データが残っており個人情報が漏れてしまう
絶対に起きてほしくないトラブルですが、完全にデータが削除できておらず、個人情報が漏れてしまうことがあります。データが残っている状態で電子機器を処分してしまうと、処分の段階で人の手に渡るときにデータを悪用されてしまうので気をつけてください。
■処分したつもりが転売されてしまうことも
ちゃんと処分したつもりが、裏で電子機器が転売されてしまうケースもあるようです。知らないうちに転売されてしまうと、自分では気づきません。また悪徳業者の中には「きちんと処分する」といいながらも、山の中に不法投棄する業者もいるようです。
■不当な追加料金を請求されてしまう
最初に伝えていた料金よりも、高い金額を請求されてしまうトラブルもあるようです。あらゆる名目を使って手数料として追加料金を上乗せされるケースがあります。高い金額を請求されないためにも、「最初に提示された金額から変わることがないか」などきちんと確認しておく必要があります。
電子機器処分時のトラブルを防ぐ対策
電子機器処分のトラブルは、注意していれば防げるものがほとんどです。安心して依頼するために、電子機器処分で気をつけるポイントを4つご紹介します。
■実績の少ないあやしい業者には依頼しない
実績件数が極端に少なく、実態のあやしい業者にはけっして依頼しないでください。口コミや評価などを検索しても見つからない場合は警戒しましょう。会社の住所や電話番号など、業者の情報がホームページに記載されているかどうかも要チェックです。
■契約を急かしてくる業者には注意しよう
当日の契約を急かしてきたり、こちらの意思を無視して無理にすすめてきたりする業者には依頼しないほうが無難です。当日契約は避けて、できるだけ多くの業者と比較してゆっくり検討しましょう。
■データ消去の流れをきちんと伝えてくれる業者を選ぼう
電子機器のデータをどのように消去するのか、一連の流れを丁寧に伝えてくれる業者に依頼するのがおすすめです。悪徳業者だと「データを削除します」とだけ伝えて作業内容が不明瞭なことがあります。どんな方法でデータを削除し、最終的に電子機器はどのように処分されるのかまで教えてもらえると安心です。
■データの消去証明書を渡してくれる業者だと安心
業者が電子機器のデータを消去した場合、データ消去証明書がもらえる場合がほとんどです。データ消去証明書は業者が「責任を持ってデータ消去した」という証拠になります。万が一トラブルがあった場合、データ消去証明書が証拠として使えるため大切に取っておきましょう。悪徳業者はそもそもデータ消去証明書を発行してくれないことがあります。
電子機器を処分する場合、データがちゃんと消えておらず、情報が漏れてしまうトラブルが起きる場合があります。トラブルを防ぐためには専門業者に処分を依頼するのがおすすめですが、悪徳業者に当たってしまうとさらに面倒なトラブルに巻き込まれてしまうことも。作業工程が明瞭な業者や、契約をごり押ししない業者など、信頼できる依頼先を探すように心がけてください。