パソコン/サーバー/スマートフォン/の引取方法の種類について解説!
今やほとんどの人がパソコンやサーバー、スマートフォンを活用して生活しています。しかし、役目を終えて手放す際に、それらの適切な処理の仕方をご存知の人は意外と少ないのではないでしょうか?今回はパソコン/サーバー/スマートフォンの引き取り方法の種類や、データ消去について、また業者を選ぶ際のポイントなどを幅広く解説します。
パソコン/サーバー/スマートフォン/の引取方法の種類
不要になったパソコン/サーバー/スマートフォンを手放す際、いらなくなったからといって他のものと同じようにゴミとして廃棄するのは危険です。
パソコン/サーバー/スマートフォンの中には個人情報がたくさん詰まっているため、ゴミとして捨てて、もし悪徳な業者に拾われたりすれば自分の個人情報がそのままその業者の手に渡ってしまうということになります。そこで今回は、ゴミとして廃棄する以外の方法をご紹介します。
業者に売却する
一番手軽なのは、業者に売却するという方法です。持ち込み査定はもちろん、業者によっては自宅まで引き取りに来てもらうこともできるため、デスクトップ型のパソコンの処理を考えている人などにはうってつけのサービスです。また、詳しくは後述しますが、データ消去についてもやはりプロに任せられるという安心感は大きなメリットになります。
ネットオークションに出品する
なるべく高く売りたいという場合に検討したいのがネットオークションです。古い機種で買い取り業者では大した値がつかなかったものでも、ネットオークションであればニッチな需要もあるため、思いのほか高価に売却できるということもあります。
しかし、ネットオークションに出品するためには自分で写真を撮り、説明文を作成するなどしなければなりません。売るために工夫する必要があり、業者に売却するよりも手間がかかるというデメリットはあります。
友人や家族に譲る
業者やネットオークションは他人の手に渡ってしまいますが、友人や家族であれば自分の知っている人に譲ることができるため、何かと安心です。売却や廃棄を考える前に、誰か身近で必要とする人がいないかどうかを確認してみるのも手です。
データ消去は業者側がやってくれるの?
パソコン/サーバー/スマートフォンの中には、私たちが考えている以上の個人情報が詰まっています。ゴミ箱やインターネットの履歴、保存していたファイルを削除しただけでは個人情報を消すことまではできません。そのため、手放す際には適切な方法でデータ消去をする必要があります。
最も安心なのは、信用できる業者にデータ消去を行ってもらうことです。業者によってはデータの完全消去をきちんと保証してくれるところもありますので、そういった業者を選ぶといいでしょう。業者に頼らず自分でデータ消去を行う場合は、大きく分けて下記の方法があります。
データ消去専用のソフトを使用する
データ消去専用のソフトを使用することで内部の個人情報を削除できます。ただし、ソフトもさまざまなものがあり、たとえば無料ソフトであればやはり信用できない部分もありますので、できれば有料でも確実に消去できるソフトを使用しましょう。
記録メディアを入れ替える
有料ソフトを買うのであれば、そのお金で記録メディア自体を買い換えるという手もあります。安価でも記録メディア自体を入れ替えてしまえばデータ消去と同じ効果が得られます。
パソコンを初期化してもデータは消去されないので注意
初期化とは、パソコンを購入したときの状態に戻すことをいいます。パソコン購入時にリカバリメディアのCDが付属していて、まだ手元にあるのなら、それを用いてパソコンを初期化できるため、やったことがある人もいるのではないでしょうか?
勘違いされがちですが、この初期化を行ってもデータ復元ソフトがあれば比較的簡単にデータが復元されてしまいます。初期化=データ消去ではないので注意してください。
パソコン/サーバー/スマートフォン/の引取を依頼する業者選びのポイント
業者に引き取りを依頼する際、やはり重要なのはデータ消去の面で信用できる処理をしてくれるかどうかです。そのためには最低限「プライバシーマーク」の付与認定を受けている業者を選ぶことが大切です。
また、ホームページ上にきちんと正確な会社の住所や代表取締役の氏名、連絡先などの情報が載っているか、個人情報保護方針が明記してあるかも確認するようにしてください。これらがうやむやにされている業者は悪徳業者の可能性もあり危険ですので避けたほうが無難です。
便利な一方、大切な個人情報を大量に含んでいるパソコン/サーバー/スマートフォン。これらがなくては生活できないというほど私たちの社会に浸透していますが、だからこそ手放す際には最大限注意する必要があります。適切な廃棄方法や信用できる引き取り業者を選び、確実に処理しましょう。